パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2002年5月30日(木曜日)----すぎもと

宝くじを買った

ベーシストのたくそう氏よりメールがあった。本文の後に宝くじを買ったという文章が。そうだ今はジャンボの季節だったのだ。しかも明日までのはず! ということで買いました。ボクはいつもジャンボだけは買うようにしてるのです。なぜなら「買わないで当たった」という話を聞いた事がないから。そして、いつも 大手筋商店街のみずほ銀行前(旧第一勧銀前……数件隣に旧富士銀行があるのです。ややこしい)でかうのですが、今日の売り場のおばちゃんはよかったです。手渡してくれるときに「ありがとうございました、当たりますように!」と言ってくれたのだ。思わぬ言葉で意表をつかれたけれど、ちょっと嬉しかった。事務的に言ってる感じじゃなかったから、特にそう思ったのかも。


2002年5月29日(水曜日)----すぎもと

史上最悪の最高のライヴ

今日はボクの大好きなインスト・バンドのライヴに行った。今回は京都がなくて大阪まで行ったので、行く前まで行こうかどうか迷っていた。ライヴ開始の1時間半前に「よし!やっぱりいこう!!」と思ってお店に電話し、予約無しでも入れるか確認。大丈夫との事なので急いで電車にかけのったのだった。

毎回演奏の素晴らしいこのバンド。今日の演奏もさぞ凄かった事でしょう……。毎回M.Cの面白いこのバンド。今日のM.Cもさぞ面白かったことでしょう……。何故なら演奏もM.Cも、あんまり聴こえなかったから!M.Cにいたってはほとんど聴こえない!!最高のバンドゆえにこの状況は「史上最悪」としか言いようがないのだ!!!

今回案内されたテーブルは、回りがほとんどライヴを「聴きに来た」お客さんではなく、「食事に来た」客ばかり。あるカップルなんか、一部が終わった休憩中に来て、ライヴが始まると帰りましたよ。でもその方がまし。ほかの客はライヴを聴きに来てないので、演奏は単に「ヤカマシイBGM」でしかないので、演奏が盛り上がれば、声も大きくなる。真剣に聴きにいってるボクとしては、怒りが爆発寸前だったのだ。

実は一部が終わって隣が一組空いたので、二部からはやっと聴ける……と思ったら、さらに最悪なコトによく喋るおっさん登場。実はこのヒト、ここの店のオーナーなのだった。このオーナーが曲の間だろうが何だろうが、喋る喋る。まだ「食事に来た」客が喋るのならしょうがないかな……と思えるのだが、あんたここのオーナーやろが!!!客の邪魔してどうするんじゃい!次第にストレスは最高潮、しかも今まで生で聴いた事がないボクの大好きな曲を、初めてやってくれたのに、ほとんど聴こえませんでした。心の中でずーっと思いましたよ、もうこんな店には一生くるまい!!と。

このバンドは大好きだけど、それゆえにこんな思いをするのはもうたくさん。しかもあんなオーナーのいる店の売り上げにちょっとでも貢献するのもムカつくし! まぁ、こんな金を落とさん客の一人や二人減ったところで、あの店にとっちゃぁなんてことないかもしれんがねぇ。

誹謗中傷といわれるのもイヤなので、店名は書きませんでした。分かるヒトには分かると思いますが。勿論この最高なバンドさんに非はまったくありません。前の席の方では、かなり盛り上がっていましたし、M.Cも爆笑してました。ただ、ボクは何で受けてるのかも分かりませんでしたけど……(涙)


2002年5月28日(火曜日)----すぎもと

南さん

何気なく新聞の番組表を見ると、 NHK教育でやっている「趣味悠々」という番組が目にはいってきた。「あなたもできる 天気予報入門」ネタが尽きたのかどうか分かりませぬが、こんなものまでやっているとは、さすがNHK!そして出演者を見てびっくり。「南 利幸」さんってあの「南さん」?。そう、この人こそ、知るヒトぞ知る「ダジャレ王」日本気象協会の南さんだったのだ。MBSのラジオでは、大平サブローさんや桂南光さん、故河島英伍さんなどにいじられまくり、NHKの関西版では夕方の天気を担当してた時もあって、あのNHKの生放送中でさえダジャレを連発。ひたすら冷たい仕打ちをうけていたものだ。

しかし、「継続は力なり」とは良く言ったもので、南さんのダジャレがないと寂しいと思うまで密かな人気が出て、雑誌などのインタビューや ダジャレンジャー南さんなるファン・サイトまで登場したのである。 ボクの個人的には、MBSラジオでやっていた桂南光さんの番組の天気のコーナーで、毎回川柳を披露していたのが好きで仕事中によく聴いていたものだ。

しかし、この「天気予報入門」も今日が最終回だったのだ。もっと早くしっていたら……。隠れ南ファンとしては、悔しい限りである。


2002年5月26日(日曜日)----すぎもと

ネットで共同レコーディング2

ちょいと息抜きに更新を(今日もかいっ!)。
ProTools

昨日生野さんとこに行ったProtools Sessionが帰ってきました。おぉ、感動的!

実は今回のやりとりは、データの圧縮とかBinHexとかにエンコードせずにやってみました。つまりリソースが付いた状態のままと言う事です。Macなデータにはデータとは別にリソース・フォークというのが付いてて、そのお陰でファイルに拡張子を付けなくてもいいので便利なのですが、ネットとかを介してデータをやり取りする時はこのリソースが抜けてしまったりするのです。WebDAVについても80番ポートを使うぐらいしか実はよく分かってなかったりするのですが、MacOS9から登場したiDisk(無料で20Mのスペースがもらえるヤツ。WebDAV対応)ではリソースも生きてたので、邪魔臭いエンコードなしでやってみようと思った訳です。

結果的には問題なくリソースもやり取りできて、アイコンもちゃんと付いてましたが、これがサーバーがHFSフォーマットだからなのか、ちょっと良く分かりません。容量が多くなって、オーディオ・ファイルの数も増えたら、Binhexとかにエンコードした方が速くやり取りできるかも知れませんねぇ。この当たり、どっちが作業効率がいいのかによるんでしょうけど。とにかく、今回のは実験的にやってみた訳で、間違いもあるかもしれません。くれぐれも参考にしないように(笑)。

昨日送ったデータが14MBで、今日帰ってきたデータが104MB(ギターソロの部分だけ、約五十秒)。いつもながら前後も分からないまま、ギターソロを弾くのは大変だったでしょう。生野さん、ありがとうございました。手が痛くなったのは、このセッションファイルの中を見たらよく分かります。 ここに残って無いテイクもいれたら、かなり弾き込んだのでしょうねぇ。ほんとにお疲れさまでした。

次はネットで共同作曲をしませう!


2002年5月25日(土曜日)----すぎもと

ネットで共同レコーディング

ちょいと息抜きに更新を。

例の曲づくりも大詰め。今日はギターソロを録音しようと企んでおりまして、ギターの生野さんにうちに来てもらって録音をしようかなぁ……なんて考えていたのですが、お互い家に居ながらにしてやってしまおうという事になりました。

どうするのかといいますと、ネットでデータの受け渡し!しかもオーディオ・データですぜ!!
手順はこんな感じ。

  1. Visionで曲づくり。
  2. smfに書き出し、Protoolsセッションへインポート。
  3. やりやすいようにmidiの分を録音してオーディオ・データに。
  4. それに合わせて、わたしが伴奏用のギターのリフを弾いて録音。
  5. 暫定的に自宅サーバーを立てる。(WebDAV)
  6. 生野さんにアドレスをメール。
  7. ダウンロードしてもらう。
  8. 生野さんがギター・ソロを録音。
  9. 出来上がったセッション・ファイルをサーバーにアップ

サバーはMacOSX。クライアント・ソフトは Goliathを使用。 Apacheが入ってるのは有名だけど、実は WebDAVのモジュールも組み込まれているのです。httpd.confの設定をしてApache立ち上げたらいいだけで、結構簡単に出来ました。認証はBasic認証ですけど、どうせ受け渡しの間だけしか公開しないし、問題ないでしょう。HFS+の問題点もあるみたいだし、素人があんまり手をだすべきではないと思うので短期集中非公開(笑)。

それにしても、ほんと便利な世の中になったもんだ。

参考

2002年5月24日(金曜日)----すぎもと

Mozilla1.0RC3登場です

いきなりMozilla1.0RC2をベースにしたNetscape7が登場して、タブも使えるぜ!とインストールしたら、今日はMozilla1.0RC3のリリースですか。ということでNetscape7は一日でおさらばです。

mozillaのtab

しかし、このMozillaはよいですなぁ。アイコンは表示されるし、タブはいちいち新しい窓を出さなくてもいいし。バックグラウンドでタブが開いたら言う事ないんやけど、出来ないのかな? 出来ました。設定の「タブブラウズ」にありました。今まで知らなかった……追記2002年5月26日。

起動は遅いけど表示は速いですなぁ(Mac版、MacOSX版はちと重い)。でもやっぱりiCabに頑張ってもらいたいもんです。はやくCSSの対応を……。


2002年5月23日(木曜日)----すぎもと

すなっくの前で……

とあるすなっくの前を通りかかったのだった。

ママさんらしき女性がひとりと、営業マンらしき人が3人が挨拶を交わしている。営業マンの内ひとりは若手でキャリーのついた鞄を持ってる。お酒の営業だろうか?などと思って歩きながら何気なく見ていたら、この若手だけ何か雰囲気が違う。どこがどうと説明は出来ないが、何かがちがうのである。挨拶をひとしきり終えて、ママさんが「どうぞ、どうぞ」と扉を開けた。中からカラオケで歌う女のヒトの声が聞こえて来る。「うちは狭いから、お客さんの中を通って行ってもらわんとあきませんけど……」ママさんがそう言ったのを聞いてやっと分かった。この若手さんは「演歌歌手」だったのだ。ふたりのいかにも営業マンさんは、両手に紙袋を持っている。そこから突き出ている丸めたものは、ポスターだね。そして、その紙袋の中身はきっとCDが入ってるのだろう。

演歌のヒトがすなっく巡りをするのは有名だけど、こんな細かい営業をするのか……。それでも 氷川きよしみたいに成れるのはごくまれなんだろうなぁ。「演歌」というジャンル自体がちょっと特殊やからねぇ。インディーズ・レーベルから出てる「演歌歌手」っていーひんのかなぁ。この時代、大手レコード会社だけが選択肢な時代じゃないと思うけどねぇ。


2002年5月22日(水曜日)----すぎもと

うみのくるしみ

「Hell Ditty」の作曲中、かなり難航しております。

思えば二年前、初めてドラム道場の発表会に出た時も、提出前夜に完徹し、去年もギリギリに滑り込みセーフ。その度に「来年こそは早い目に……」なんて思いながら、やっぱりこれだぁ……。「明日出来ることは今日するな!」「夏休みの宿題は最終日に!」こういう生き方は直らないみたいです。トホホ……。

そうそう「明日出来ることは今日するな!」という言葉。いかにも日本人が嫌いそうな言葉ですが、ボクは結構好きですよ。これは良く考えてみると、「今日しなければいけない事は、今日中にちゃんとする!」と言う事ですよね。これを無責任だと非難するのは可笑しいではないですかっ。今日中にしなければいけない事を明日に持ち越すって言ってる訳じゃないのよ。

むむむむ……。こんな事を書きながら、ますます自分にプレッシャーをかけている(苦笑)。


2002年5月21日(火曜日)----すぎもと

マイナスイオン

大阪大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーの天羽優子講師(中核的研究機関研究員)は、大手空調メーカーのエンジニアからイオン発生器の真偽について相談を受けた経験を明かす。
 天羽氏が「おかしな話」と結論づけると、このメーカーは「眉唾(まゆつば)でも客から求められれば、商品につけざるを得ない」と悩んでいたという。

ボクは「抗菌」とか「除菌」とかいううたい文句には乗らないヤな客なので、今年空気清浄機を買った時も店員のしきりに言う「マイナスイオン」とかいう勧めにも一切耳を貸さなかった(高かったという話も……笑)。なんかうさん臭いもん。

すると案の定、「家電のマイナスイオンは有害である可能性がある」というような記事を見つけて、やっぱりな……と思った次第。なんかメーカーに聞けば薬事法からマイナスイオンの効果については「ある」とは言えないそうで、これは「痩せます!」という売り方ができないダイエット・グッズと同じなのですな。最近流行(?)の「おなかでブルブルするやつ」のCMでも「痩せる」とはひとことも言ってない(これは薬事法の問題もあるのだろうけど、他意があるようにも受け取れる……)。

家電機器で電気的に発生させているこの「マイナスイオン」と言われるものは実は「オゾン」らしく、その効果も実は科学的に立証されてないという。そんなものを高い金だして、買わされているのか……。やっぱり消費者が賢くちゃんと判断して買わないといけないのだろうか?そんなこと言われてもワカランもんなぁ。誰を信用したらええんや?大企業が偽装するぐらいやからねぇ。

参考(というか、必読かも)


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