パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2002年10月31日(木曜日)----すぎもと

ピーナッツ

スヌーピー好きのボクは(正しくは「Peanuts」という漫画のファン)なぜか「肌色の顔をした可愛くないねずみ」のグッズを貰って困ったりする事がたまにあるのです。Peanutsが好きイコールアメリカのキャラクター好きではなく、特にボクはあのネズ公がヘドが出る程大嫌いで、ねずみーらんどもねずみーしーも絶対に行きたくないのです。これは昔の職場の慰安旅行で連れて行かれた、ネズミーランドのスターツアーズで乗り物酔いをしてしまい(もともと乗り物酔いがヒドイのだ)帰って来てからも一週間程具合が悪かったからでなく、単にあのキャラクターが体質的に嫌いだったり、すべてのストーリーを無理やりハッピーエンドにしたり(ハッピーエンドが悪い訳でなく、著作者の意図を無視した改編をするというのが許せない)、ボクのアイドルである作曲者ストラビンスキー先生の曲の使い方で、無茶苦茶なコトをしている(訴訟にもなっているハズ)など色々とあります。ボクはあの作者と言われてるヒトは漫画家とは思ってなくて、ビジネスマンと思ってます。いや、そういう意味では優れたビジネスマンなのでしょう。でも、Peanutsの作者シュルツさんは、ビジネス的にも成功はしていますが、亡くなる時まで毎日ずーっと自分の手でPeanutsを描き続けました。どっちが良い悪いじゃなくて、そういうのがボクは好きなのです。

そのシュルツさんのエピソードで好きなのは、ある子供が送って来た批判の手紙を、戒めのために仕事机の引き出しの中にずっとしまってあった、という話。なんかシュルツさんの人柄をあらわしてるようないい話だと思いました。

「ディズニーが嫌いな人はいない」と思っているひとは多いようですが、そんなコトはあり得ません。ただ、言いにくい事は確かですね。熱狂的なファンが多いですから。「どうして分かってくれないの?」などと涙ながらに抗議されそうな気がするのです。好き嫌いだからしょうがないのですが。存在を否定してる訳ではなく、ボクは遠慮しときますという事だけなので、抗議などはご遠慮ください(笑)。

そう言えば、今日もライナスはかぼちゃ大王を待っているのかしらん。


2002年10月30日(水曜日)----すぎもと

恋しのフタロちゃんはいずこへ……

めっきり安くなったCD-Rですが、昨日買ったのは50枚1600円弱というもの。一枚あたり三二円也。安いですねぇ。もちろんいわゆる一流メーカーのではありませんが、試しにライヴのSEにかける曲をこんがりと焼いてみましたが、音も問題無くいい感じでした。今日行った店ではSONYのが二十枚一〇〇〇円であって、ちょっと迷いましたが、ライヴでCDを配付できたらなぁ、などと考えているので、五十枚にしてしまいました。こんなんじゃ、カセットテープなんて買えないですねぇ。MDでも一枚当たり120円ぐらいでは買えますしねぇ。

でもボクが普段使ってるCD-Rは三井化学のやつです。やっぱり「フタロシアニン」でしょう。耐久性なども凄く良いらしいですし、特に音楽用に焼くときは、こいつを使って等倍速でこんがりと焼くのが一番です。いや、ボクは実験とかした訳じゃないんですが……。でも、耐久テストをしてサイトで公開してたのを見ましたが、直射日光などに長時間当てといても、一番強かったのはこの「フタロシアニン」を採用してる三井化学のやつだったのです。CDは半永久的なんて言いますが、CD-Rは特に光に弱く、直射日光に長時間当てたら読めなくなるそうです(それから指紋などによるカビで腐食してきたりするっていうのも、よく聞きますね)。その信用を買って、三井化学のを京都駅前のSofmapで買っていたのです。それが最近、置いてないんですよね。ちょっと高めだったけど、最近では二十枚一二〇〇円ぐらいで売ってたので、喜んでたのに……。あぁ、悲し……。他ではあんまり売ってないのよねぇ。寺町あたりでも探しに行くかねぇ。大阪ならあるだろうか? 安売り合戦でこういう良いものが切り捨てられてるのだったら、悲しいですね。くそう、安いだけで買ってたら、そのうち痛いめにあうぞぅ!! ……ってボクも昨日買ったばかりやん(笑)。


2002年10月29日(火曜日)----すぎもと

サザエさんの声

波形編集ソフトのPeakでCDのトラックをインポートしたりしましたが、今日初めて分かりました。 iTunesでCDDBからネット経由でトラック名を表示させると、Peakでインポートする時も、そのタイトルが表示されるのですね。今までは「トラック1」とかっていうのを、いちいち手入力でやってましたが、1回iTunesでタイトルをゲットすれば良かったのか! 今さらって感じですが……。

ボクは普段あまり歌ものの曲を聴かなくて、Frank Zappaを除けばその傾向はさらに増えます。勿論Frank Zappaは歌ものとインストの比重は同じくらいなので、Zappaが聴きたい時って言っても、「歌もの」「インストもの」「現代音楽もの」などZappaの曲のなかでも傾向がでてきます。 最近は「ポリリズムをポップな歌ものにいかに取り入れるか」を追求しようと、色々と考えを練っているせいで、ZappaとかTipographicaとかのポリリズムものをよく聴きますが、この前のドラム道場で課題曲だった「Say It」が入っているジョン・コルトレーンの超有名アルバム「Ballads」なんかも平行して聴いています。いやぁ、ハデなドラムもかっこいいですが、ブラシっていうのも凄くカッコイイ! ブラシをかっこよくプレイするのは憧れなのですが、なかなか難しいです。ブラシでバラードでポリリズムっていうのも作ってみたいなぁ……なんて考えてたりして。

そういえば、この前の日曜日に久しぶりに「 サザエさん」を見たら、ノリスケさんとイクラちゃんの声が変わってましたねぇ。いつからなのだろう? なんか変な感じがしました。ただ、長い間親しんだ前のカツオの声も、声優さんがお亡くなりになって富永みーなさんに変わった時は、物凄い違和感がありましたが、今ではすっかり定着してますね。逆に今、昔のカツオの声を聴いたら、変な感じがするのでしょう。

漫画がテレビアニメ化されたり、小説がドラマ化、もしくは映画化される時、原作を先に読んでいるとそのイメージの違いに違和感がある事がよくありますよね。原作を読むときの自分の中で想像してる声や容姿を、まるで積み木をひっくり返されるように、叩き壊される気分になったりします。 ボクが小さい時で言えば「 ドラえもん」ですね。 ドラえもんはあんな声じゃなかったんです。ずっと漫画の連載を読んでいた時は。でも、今ではドラえもんの声は、あの大山のぶ代さん以外に考えられないです。慣れと言うのは恐いというか、幸せというか……。

もちろん、はじめから「原作にぴったりはまってる」なんていう時もありますが、それも所詮自分の中でのイメージにぴったりだったと言う事で、万人に支持されるものではないでしょう。こういう時に、「原作を先に読むべきか、それとも先に映画をみるか」なんて悩む場合も多いです。 ボクはどっちかっていうと「原作が先派」で、と言うか、映画を先に見てしまったら原作を読む気をなくしてしまうので、一番間違いがないのは「原作を読んだら映画は見ない、映画を見たら原作は読まない」という事でしょうか?(笑)まぁ結局どっちでもいいわけで、自分で決めて好きにすればいいだけですが……。

そうそう、サザエさんと言えば「 サザエさんメガミックス」という面白そうなサイトを発見。うちのMac OSX環境ではReal One Playerが起動しないので、聴けないのよね。何でだろう? 明日にでもOS9環境で聴こうっと。


2002年10月28日(月曜日)----すぎもと


ディジュリドゥ(Didgeridoo)

ディジュリドゥという楽器を御存じでしょうか? オーストラリアの先住民であるアボリジニの人達が儀式で使用する民族楽器で、白蟻に食われて空洞になったユーカリの木から作られる、細長い木管楽器です。この前の二条城のサクレッド・リズムに出演していた、オーストラリアとインドネシアの民族音楽クロスオーバー・グループ「 ワロガス・トリオ」(Warogus Trio)が演奏してて、初めて生で聴きました。ホーメィっぽい感じの響きがして、とってもいい感じです。

ちょっと民族音楽にはまりそうな感じがしてきて、暫く聴いてなかった トリロク・グルトゥ(TRILOK GURTU)やPETER SADLOの「Drum together」というアルバム (欲しかったCDと衝動買いしたCD(2002/03/04)を参照)を聴いたりしてみました。 そうしたら、なんと「Drum together」の1曲目の曲がディジュリドゥ奏者ディーン・ウィルミントン(Dean Wilmington)の曲で、ディジュリドゥの音が入っているではないの! あちゃ、今まで何気なく聴いたこの音が、ディジリドゥだったのね……。

始めに「ディジュリドゥっていう楽器を御存じですか?」なんて偉そうに書いたけど、実はほとんど知らなくて、何か民族楽器のその他大勢みたいにしか思ってなかったのだけれど、 倍音Sのさいとでディジュリドゥっていう楽器名を見て、何か聞き覚えがあるなぁ……なんて調べてみたら、今日分かったという、なんとも情けないありさまなのです。でも調べてみると、日本にもこの楽器の愛好家が沢山いるのですねぇ。ほんと世の中知らない事ばかり。そして、楽器は奥が深過ぎますです。

参考サイト

バトンタッチ

今日もワニ語だ行くワニ。何故なら、内容が固いからだワニ(笑)。あまりの旨さに暫くはまったキムチ鍋も一段落して、昨日は久しぶりに刺身なんかを食べたワニ。田舎に居たころは、海辺の町だったせいか、刺身なんかしょっちゅう食べてたのですが、最近はあんまり食べてないワニよ。ただ、ボクの場合刺身と同じぐらい「ワサビ醤油」が好きで、ワサビ醤油だけでどんぶり一杯ぐらい喜んで食べられる程ですので、お造りが好きなのか、はたまたワサビ醤油が好きなのか、かなり疑わしいワニね。お造りにはやっぱり「すまし汁」という事で、昨日はちゃんと昆布とかつお節でダシをとったワニ。このダシをキムチ鍋で少し余ったスープに足して、今日はうどんにしてみたり。ダシうめー! なんか日本人で良かったと思う時は、やっぱりこんな時ワニね。だからと言って、「このダシの味が分からんような、アメリカ人は可笑しいぜ!」なんていうのは筋違いで、アメリカ人はアメリカ人の味覚があるハズ。自分の所の文化の基準で、他の文化を計るのは、筋違いも甚だしいワニよ。

前に見たテレビで、古くて解体してしまった家の柱で、家具なんかを作っている職人さんのドキュメンタリーみたいなのがありまして、その人が言うには、「家を立てたり、家具を作ったりする木は、その住む人(または使う人)の地元の木が一番良い」というのだそうです。気候とか湿気とかに影響する、生きてる木である家や家具なんかも、その同じ気候で使うのが良いというのはよく分かるワニね。そういえば、野菜とかも旬のものは、旬の時に食べるのが体には一番良いと言うワニね。夏やさいは体を冷やしたりする効果があるとか……。それは、昔の人の知恵というより、必然的にそうなったり、ヒトの歴史のなかで進化・順応してきたワニね。それは逆に言うと、その進化・順応のスピードとは比べ物にならないスピードで、旬でないものを食べたり、気候・風土的にもまったく違う外国のものを常食したりする生活というものの危うさと言えるのではないワニか? 

ボクは素朴な田舎町で、おばあちゃんの手料理を食べて大きくなったのですが、これ程の財産はないと思ってるワニ。それはまさに「生きる知恵の結晶」で、この土地に伝わってきた食文化のバトンリレーだワニ。米酢ではなく、柚子の酢で作ったちらし寿司を食べると、涙が出そうな程「日本人で良かった」と思えたりするワニ。このボクのおばあちゃんが、ただ何となくしている事が、そのまま「愛国心」を育てる事なのですよね。もちろん「愛国家心」とは違う「愛国心」だワニ( 2002/10/10参照)。それは家庭の中でのバトンリレーの問題で、文部科学省や教育委員会があれこれする問題じゃないワニ。コンビニのおにぎりに「お袋の味」を感じるような、そんな日本がもうすでに来てるワニよ。 高度経済成長の遺産がそんなものなんじゃないかと思ったりした時思うのは、今24年の空白を埋めている人たちに今の日本はどう写ってるワニか? という事だワニ。他の国と比べるのではなくて、単純に「日本は素晴らしい国になっただろう!」って胸はって言えるワニか? 最近ニュース見ると、そんな事を思ってしまうワニよ。勿論政治的な事は政治家がちゃんと責任持ってやれば良いワニよ。ボク達は、責任持って家庭の中で、バトンタッチが出来るかどうか、それは個人の勝手じゃなくて、社会的な責任じゃないワニか? いや、ただのワニの戯言だワニよ(笑)。


2002年10月27日(日曜日)----すぎもと

サヌカイト

京都は岡崎公園で開催されている、「石コロジーわぁるど2002」へ行って来ました。
石

久しぶりに岡崎へ行きましたが、平安神宮前に居る観光人力車の呼び込みがうっとおしいったらありゃしない。通るたびに声をかけて来て、相手をするのも嫌。あれは観光客にとっても印象悪いと思いますよ。もうちょっと何とかならないものでしょうかねぇ。もちろん興味ある観光客も居るでしょうが、そういう人たちに対して的確にアピールするものが、いわゆる「呼び込み」みたいなキャッチセールスまがいな方法しかないのか、ちょっと考えて欲しいです。もちろん、悪質じゃないし、さわやかに声を掛けてくれるし、やってる人はみんな感じ良いひとだけに、余計にそう思います。 これは京都だけの事じゃなくて、各地の観光地に共通なのでしょうね。去年の夏に行った鎌倉の鶴岡八幡宮前でも同じでした。

さて、そんな人力車兄ちゃんをかわして、行って来ました「石コロジーわぁるど2002」。
サヌカイトの石琴

目的はもちろん讃岐産の石「サヌカイト」で造った楽器の演奏会です。演奏者はサヌカイトの産地、香川県がご出身のサヌカイト奏者(正確にはマリンバ奏者、サヌカイト奏者、邦楽打楽器奏者)の 臼杵美智代さん。ボクの好きな作曲家 三木稔さんの作品もよく演奏されていて、一度生で演奏を見てみたかった人だったのだ。今回のイヴェントは京都府石材業協同組合の主催の「石」をテーマにしたもので、イヴェント会場の公園内の野外に小さめの特設ステージが作ってあって、サヌカイトで作った石琴が一台セッティングしてありました。

サヌカイトの演奏は短いプログラムが3回あったみたいで、ボクが見たのは最後のステージとなる3時半からのステージでした。こういうイヴェント向きの選曲で、親しみやすい「紅葉」「ふるさと」「大きな古時計」「金比羅ふねふね」など。アンコールは「It's a small world」でした。

叩くバチは、マレットを4本(片手に2本)持つマリンバなどで一般的な感じが主でしたが、先に円柱型の木が付いたものも1曲で使ってまして、これは1本ずつでした。曲の合間にあるM.Cの方とのやり取りでは、プラスティックの素材のバチも用意してありましたが、今日は使っていませんでした。地元では「カンカン石」と呼ばれているだけあって、金属的な鉄琴のような音で、野外のイヴェントという環境でも良い音で気持ちよかったですね。後ろでクソガキ……いえ、お子さまが(笑)騒いでたりしましたが、全然気にならずに音に集中できました。 まぁ、ボクの方のコンディションも良かったのでしょうが(素晴らしい演奏があっても「こらガキ! しばきまわすぞ!!」と思う時もありますからねぇ)。

写真でも分かると思いますが、この楽器は他のマリンバとかのように、表面が平らな訳ではありません。それに形もまちまちで、演奏するのは結構大変じゃないかと思います。山になっていたり、石と石の間も広そうだし、これを叩きこなすのはそうとう大変でしょうねぇ。先の丸いマレットだと、まだ叩きやすいのでしょうが、円柱型の木のバチで演奏してる時は、先が楽器に対してまっすぐでなくて、斜になっている感じ(内股なかんじ)で演奏されてました。最後の方は左手だけはまっすぐになっていたりした時もあったので、おそらくコツみたいなのもあるのでしょう。バチの当て方でも音色は変わるでしょうし。

ホントは三木稔さんの曲とか聴けたら幸せなのですが、そういう訳にはいかないでしょうし、それはまたの機会を楽しみにするとしましょう。そう言えば臼杵さんはオメデタだそうで、しばらくは演奏どころじゃなくなりそうですが、また活動を再開されたら聴いてみたいなぁと思いました。

コーヒーひき

あと会場をひととおり見てまわったのですが、コーヒー豆を大きな挽き臼で挽かせてもらえるコーナーがあったので、ボクも参加させてもらいました(あ、この写真に写ってるのはボクじゃないです、念のため)。挽いたコーヒーは袋に入れてもらって、貰えました。石で作った自転車があったりして面白かったです。 社団法人シャンティ国際ボランティア会という所がアジアの手芸品の販売をしていまして、パンフレットを貰って見ていたら、 チベットのアカ族やラフ族の口琴(木の口琴で、アイヌの「ムックリ」みたいなタイプ)が500円とあったので、尋ねてみたところ、今日は持ってきてないという事でした。残念。

それからこの公園のとなりの京都会館の裏を通りかかったら、 プリンセス テンコーのトラックが3台停まっておりました。さぞ凄いイリュージョンが繰り広げられたのでしょう。しかし、これは何に使う物ナノダ???
石の自転車 ぷりんせすてんこーカー

関連日誌
サヌカイト(2002/10/21)

2002年10月26日(土曜日)----すぎもと

写真はイメージです

楽器屋さんとかに置いてある、無料のウクレレ専門誌「 Rolling Coconuts」というのがありまして、ボクももらってきてよく見てるのですが、11月に出るのは表紙が たまの知久寿焼さんで、インタビューもあるようです。 いつか知久さんが登場するだろうと思っていましたが、とうとう来ましたね。十一月の下旬くらいに店頭に並ぶそうですが、十一月の始めごろには表紙の写真がRolling Coconutsのサイト上にアップされるそうです。これは楽しみっ!

さて、昨日のドラム道場のかえり、駅のホームにあった広告を見ていたら、あるお風呂屋さんの広告なのですが、それに「写真はイメージです」って書いてありました。この書き方は「写真はハメコミ合成です」っていうのと同じくらい、良く見るものですが、「写真はイメージです」って、よく考えてみれば変な書き方だなぁと思いますね。「イメージ」を「想像」という感じで使ってるのだと思いますが、それならば「この写真は想像図ですので、実物とは異なる場合があります」っていう方が、分かりやすいし親切なような気がしますが。いや、「想像図」でいいじゃないですか。まぁ、多分もうお決まりの文句なんでしょう。しかし、恐らくオープン前に作られたこの広告、その建物は「写真」じゃなくて「絵」なんです。 だから「この写真は」っていうのは完全に間違いです。だいたい写真だったら「想像」じゃなくて、建物そのものでしょうし……。


2002年10月25日(金曜日)----すぎもと

ただし、に続くもの

楽しいので、今日はワニでいくワニ(笑)。テレビでゾマホンさんが、福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」なんていう言葉に感動して日本に来た、みたいなコト言ってるので思い出したワニ。確かにこの言葉だけ聞くといかにも良い言葉ですが、「じゃあ、あなたの言う人っちゅうものの定義はどうワニか?」と聞いてみたいワニよ。みんな「人」イコール「すべてのひと」と思い込んで、この言葉が素晴らしいというワニが、もしかして、この「人」にカウントされてない「人たち」がいるかも知れないワニよ。例えば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。ただし、私はホームレスを人とは認めない」となれば、どう思うワニか?こういうものは、裏に隠れる「ただし」も部分が大事ワニね。ボクは「学問ノススメ」も読んだコトないし、名刺交換もしたコトない福沢諭吉さんに恨みはないワニよ。そもそもボクがそんな事、批評できる立場でもないワニね。ただ、例えとして出しただけワニよ。いや、個人的趣味によって、ただ一万円札を聖徳太子に戻して欲しいと思ってるだけだワニ(笑)。

わに日記

夏に続いてボクの住む京都市伏見区では、ワニが発見されたワニ。

二十三日午後一時ごろ、京都市伏見区治部町の水路に体長約一メートルのワニがいるのを通行人が見つけ、伏見署に届けた。署員十人が駆け付け、約三十分後に網で捕獲、保護した。

まったくどうなってるワニかねぇ。野生で居る訳がないワニから、きっとどこかでペットとして飼われていたのが、飼い主の都合で飼えなくなって、捨てられたワニね。結構エサ代がかかりそうやから、経済的理由が大きそうやけど(あとはスペース的なもんか……)、そうだとしたら、このワニも不況の影響を受けてるワニかねぇ? 「バブルの時は良かったワニよ……」なんて、ワニの嘆きが聞こえてきそうワニね(もっとも、このワニがバブルを経験してる可能性は、どうか分からないけどね)。

いずれにしても、無責任な事をするのは許せないワニね。ひょっとしたらまだ居るかも……。こんなのが町中の水路に居たらビックリするワニよ。 なんか、この書き方気に入って来たワニ。 いぬ日記みたいでいいワニね(笑)。


2002年10月24日(木曜日)----すぎもと

尾崎豊プレミアム・アルバム発売

MBSラジオの音楽番組 +Mで、 故・尾崎豊さんの幻の音源をCD化!プロジェクトというのがありまして、尾崎豊の幻の音源からCD化されたものに、尾崎豊を育てたプロデューサーさんが選んだ写真をカレンダーにしたものをセットにして、+M独占企画で販売するそうです。販売価格は三〇〇〇円で、限定一〇〇〇枚らしい。販売は通信販売と毎日放送本社一階「ネビュラ」のみで、通販はもう受付が始まってるみたいですが、店頭販売は明日からだそうです。収録曲は「ダンスホール」「もうおまえしかみえない」「果てしない旅」「秋風」だそうですが(実は「ダンスホール」しか知らない)、これだけなのでしょうかねぇ。いづれにしても、ファンの人には是非ゲットしときたいCDでしょう。プレミアものですからね。

DCPRG初回受注

菊地さんのサイトon stage & manuscripts では、11/10発売とすでに告知はされていた DCPRGのアルバムですが、 V-VINE RECORDSのサイト でのオーダーが始まってました。

そして初回分のみのスペシャルな仕様として、今年4月19日ON AIR EASTで行われた白熱のライヴも1枚のDISCにして2in1!!  2枚組仕様。メンバー11名による壮絶なライヴは、ノンストップでドライヴ感バリバリ! アルバムとはまた違ったライヴ・バンドとしてのDCPRGの魅力がギっちり!! 

このアルバムは、初回受注生産分のみ2CDでして、1stアルバムからのリミックス盤に加えて、ライヴ盤が付いてくる、大変お得というか、これは何としても手に入れねば! と思っていたのですけども、「初回限定生産分のオーダーは10/31〆切」という事でした。あぶないあぶない。さっきあわててサイトのフォームからオーダーしましたです。このフォーム、確認の画面もないし、自動的にオーダー確認メールも返って来ないのですね。ちょっと心配。

修学旅行シーズン

秋は観光シーズン。京都も減ったとはいえ、街には修学旅行生が沢山来ています。ボクが中学生の頃(もう二十年近く前、長崎でした)でもそうでしたけど、バスで全体移動するだけでなく、何人かのグループで自由行動する学校も多いのですが、京都ではその中間的な、バスの変わりにタクシーでグループ行動し、運転手さんがガイドするなんていうのも良く見かけます。以前、仕事の昼休みに毎日のように通っていた某タクシー会社の食堂でも、このシーズンになると毎日のように、運転手さんが修学旅行生を連れて来ていました。(最近は行かなくなったのでよく分かりませんが)このタクシー会社の食堂は一般にも解放していて、五〇〇円で食べ放題のバイキング形式で結構有名で、昼になると一般のひとや、近くの大学生なんかで賑わってて(なかには昼間っからビールのんでる、現場のアル中のおっさんもよく居た。中島らもさんによると、仕事中の昼間っから酒を飲むっていうのがアル中のひとつの基準なのだそうだ)このバイキングは肉の入ってないカレー(笑)が毎日あって(しかも甘いカレー)、給食のような焼そばなど、チープさが素敵で(もちろん安いからそれでいいのです)、でもいわゆる「おふくろの味」的な肉じゃがとかきんぴらごぼうとか、ひじきやかぼちゃの煮物などがあって、ボクは好きでした。ただ、折角修学旅行に京都に来てるのに、別にこんな所で(失礼)飯を食う必要ないのになぁ……なんていつも思ってたものです。どうせ、邪魔くさいし運転手も会社で休憩できるしいいのでしょうが、なんかオドオドして静かに飯食ってる中学生とか見てたら、ちょっとかわいそうでしたね。今でもそうなのかなぁ、久しぶりにまた行きたいなぁ。


巻上公一 テルミンアウトロー

ヒカシューなどで有名な 巻上公一さんの 巻上公一 テルミンアウトローなるイヴェントを発見。これはかなり面白そうです。十二月一、二、三日と京都でワークショップやらライヴやら、三日目には京都でボクの一番好きな映画館「みなみ会館」でのイヴェントも! しかも「口琴ワークショップ」まであるでわないですか!!! これは是非行かねば!


2002年 10月 23日(水曜日)----すぎもと

プロの仕事?

以前は毎号買ってた「ドラマガ」も、最近はあんまり買わずに、もっぱら立ち読み専門です。でも今月号は久しぶりに購入しました。何故ならCDが付いていたから(笑)。なかなか本も売れないと聴きますが、確かにインターネットの方が情報が早いですし、マニアックな情報も探せばあるんですよね。ソフトウェアも「オープンソース」っていう概念がありますが、Webのソースってまさに「オープンソース」な感じがします。もちろん間違った情報も山の様にありますが、その中に埋もれた素晴らしい情報も沢山あります。締め切りの時間に追われたり、色々なしがらみに縛られて、ちゃんとした情報がなかなか載せにくい面もあるのも、雑誌とかのマイナス面なのかもしれません。いや、新聞だってテレビだって同じです。それよりも、「オープンソース」のように、好きな人がボランティアで作ってるWebの世界の方が、健全な面もあります。

でも所詮素人じゃないか、責任がない分匿名で好き勝手書きやがって……なんていう人もいるでしょうが、ではプロとしてサイト作ってる「Webデザイナー」なんていう人が、どれくらいちゃんと作ってるかはかなり疑問です。ボクが参考にしたり、ちゃんと作ってるなぁっていうサイトは、ほとんど一般の人が作ったサイトですし、逆に言えば「おぉ、プロはちがうねぇ!」なんていうサイトにお目にかかったコトはあんまりないです。 どういう事なんでしょうねぇ。この前に見たあのマイクロなんとかっちゅう超有名企業のサイトでさえ、ヘッダーに違う文字コードを2つ指定して、無茶苦茶なコトになってるし……、これがプロの仕事かっちゅう感じです。ツールの問題にしたり、コストや効率やブラウザ依存などもあるのでしょうが、プロならプロらしい仕事をして欲しいもんです。いや、自分の事棚にあげて言ってますんで、念のため。

それにボクはこれで金稼いでる訳でない、ただの音楽愛好家です(笑)。でも、例えば家のインクジェットプリンターと印刷屋さんの機械って、設備的にも差があって、印刷屋さんみたいなコトは、家ではとてもじゃないけど、出来ない訳です。でも、サイト作るのってプロであろうが素人であろうが、使う機材的にはほとんど差がないんですね。これも雑誌とかの媒体とネットの媒体の違うところでしょうか。

そういう意味でいうと、このコンピュータ回りの進化っていうのは、プロとアマチュアの差を縮めてますね。それは、今月号のドラマガでも思いました。今月のは「ドラムコンテスト」の結果発表があった訳ですが、その入賞者のプレイが納められたCDが付いてます。そのアマチュアの人達のほとんどが、ハードディスク・レコーディングをして、マルチマイクとかで録音してるんですよね。だから音が良い。ひと昔前までは、こんな事考えられなかったですよね。もちろんプレイも凄いなぁとは思いますが、まずは音が良いなぁって思います。もう、時代は変わってるのですよね。今はWebの世界のように、音楽を発表するのはメジャーなレコード会社なんか必要ないのです。自分でCDを焼いて、サイトで試聴できて通販する。製作、宣伝、流通とも出来てしまう訳です。もちろん聴いてくれる人が居れば。ただ、この分野は歴史もあるし、やっぱりプロとは違います。録音にしても、マスタリングにしても、やっぱりプロにはかないっこないんです。でもやりかた次第では、可能性は色々あるなぁと思いますね。


2002年 10月 22日 (火曜日)----すぎもと

マックがいっぱい

関東方面では(というか非関西圏では?かな??)アップル・コンピュータの「マッキントッシュ」も「マクドナルド」も「マック」って呼びますよね。関西では有名ですがマクドナルドは「マクド」です。さらに、アクセントは「ク」で「マ・ク・ド」です。いや、これは絶対。

以前にこういう呼び方の違いについで、Mac系(もちろん、Macintoshの略)の雑誌にこういう話題がのって、これはどうしてだ? ってな話題が繰り広げられた事がありました。それで面白い意見が最後の方に出て来て、「なるほど!」っと思った事がありました。それは、もうひとつ「マッキントッシュ」っていうのがあるの、知ってますか? つづりは「McIntosh」で、高級アンプが有名なメーカーです。もちろん、AppleのMacintoshよりも前から存在してて、Appleの方が紛らわしいので、つづりを変えたんだったような……。この「McIntosh」を関西の人は「マッキン」というのだ! という意見が出て来たのです。つまり、関西では「アップルの」は「マック」、「マクドナルド」は「マクド」、そして「オーディオメーカー」は「マッキン」とちゃんと使い分けているのだ! というのです。これには感動しました。 なるほど。一般的にはオーディオメーカーの「McIntosh」は通のひと以外には、そんなに一般的ではないので、ボクも実際には「マッキン」なんていう呼び名を聞いた事はないのですが、その筋の人達はちゃんと使い分けてるのですね。

例えば、「マクドナルドでMacintoshを広げてMcIntoshのサイトをチェックしよう」というのは、東京では「マックでマック開けて、マックのサイトチェックしようよ」ってなるんですけど、大阪では「マクドでマック広げて、マッキンのサイトをチェックしーひん?」ってなる訳ですな。がはははははは。冗談ですよ。反論はやめてください。関東でも「マッキン」て言ってるかもしれませんし。「ちゃうちゃう、ちゃうんちゃう」とかいうやないか! っていうのもナシでお願いします(笑)。でも、「マッキントシュ」もうひとつありましたね。「 キットカット」! あれはどうなんやろ? いや、あれは普通に「キットカット」ですよね、絶対。滋賀県にあるMac専門店の「 キットカット」もこのお菓子から付けたんでしょうねぇ、ボクは気付くのが遅くて、気付いたとき大発見したみたいに言ったら馬鹿にされましたけどね。ええ。そうでした。


2002年10月21日(月曜日)----すぎもと

サヌカイト

「サクレッド・リズム」のつづきです。昨日の余韻がまだ残っているのですが、このツトム ヤマシタさんが使っている「サヌカイト」という楽器を御存じでしょうか? この「サヌカイト」は「カンカン石」「讃岐岩」「馨石」(けいせき)などとも呼ばれる、讃岐(香川県)で採れる岩石で、瀬戸内の火山活動によって、マグマが噴出し地表で冷え固まったものだそうです。名前の由来は「讃岐の石」という意味で、ドイツの学者によって命名され、学名として国際的にも通用する名前だそうです。かつては、石器としても使われる生活に密着した石で、ガラス質の特徴から金属的な美しい響きが出ることから、楽器としても使用されているそうです。

京都では、今月二十六、二十七日に 京都府石材業協同組合の主催で 石コロジーわぁるど2002というイヴェントが、岡崎公園(平安神宮の南側)にて開催されます。二十七日(日曜日)の午前十一時/午後一時半/午後三時半には、サヌカイト奏者の 臼杵美智代さんのコンサートもあるそうです。詳細はよく分かりませんが、石のイヴェントなので、もちろんサヌカイトを演奏されるのでしょうねぇ? 時間が有れば是非聴きに行きたいと思いますです。無料のようですし(笑)。

関連日誌
石コロジーわぁるど2002へ行ってきたのだ (2002/10/27)
関連サイト
sanuweb
サヌカイト
サヌカイトの生成と特徴
サヌカイト 臼杵美智代
ツトム ヤマシタ


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