パザ日誌

コラムというほど大袈裟でなく、日記というほど更新もできない。
ただ、pazapのメンバーが思ったことを書き綴るページです。


2004年05月09(日曜日)----すぎもと

百均のアイスクリーム

店内に流れるテーマ曲がちょっとコッパズカシイ、あの99円(税別)の店なんですが、あれはボクの周りでは「99Shop(キューキュー・ショップ)」と呼んでるのです。でも正確には逆で「Shop99(ショップ・キューキュー)」なんですね。さっき気づきました(笑)。

この前、この99Shopに行った時にアイスクリームを買ったんです。こういう所でアイスを買う時には、なんか100円のアイスを買う気がしないんですよね。値段通りなのに、何か損した気になります。で、その時は200円以上するアイスを買ったのです。カネボウフーズおいしさまるごと凍らせちゃいましたっていうキャッチ・コピーが付いた、「ひとくち果実」っていうシリーズ。この中の「びわ」っていうヤツです。カネボウのサイトには載ってませんでしたから、ひょっとしたらもう製造を中止したものかもしれませんです。

これが食べてみると、本当にびわを食べてる様な風味と食感がありまして、なかなか美味でございました。果汁果肉の割合がかなり高かったので、ほぼ丸ごと凍らせてるような感じなのです。定価では買わないと思いますが、これが99円(税別)ならかなりお得ですな。これぞ百均の醍醐味ってヤツです。

そういえば、最近びわってヤツを食べません。子供の頃はよく食べた記憶があるのですが、あれは庭にびわの木があって、それをタダで食べてたからでしょう。今ではその木も無くなってるんですが、よく考えるとあの木はボクが植えたものでしたです。それも、自分で食べたびわの種を何気なく植えてみたら、本当に芽が出て、いつの間にか実を付ける様になったのでした。びわって簡単に出来るんだなぁ……なんて思ってましたけれど、あれはたまたまだったのでしょうかねぇ?

そして、今日は良く行くFlet'sという百均に行ったんですが、ここでは「ガーリガーリ君、ガーリガーリ君、ガーリガーリ君」を作ってる赤城乳業のアイス「メロンシュー?!」っていうのを購入。定価は100円ですが、この店では2個で105円(税込み)でした。シュー・アイスなんですけれど、中にはヴァニラ・アイスとメロン・アイスがたっぷりつまってて、そとにはチョコがかかってて、なかなか美味しかったです。きっと近いうちにまた買いに行くのは間違いないでしょう。


2004年05月08日(土曜日)----すぎもと

悲劇

図書館に行って、読み切れてない本2冊の継続手続きをして来ました。読み切れてない本があるにも関わらず、やっぱり更に本を1冊追加してしまうという浅ましさ(苦笑)。借りたのは「ノラや」(内田百閒/中公文庫/ISBN4-12-202784-5)。それからCDはエリック・サティのオーケストラ作品、交響的劇作品「ソクラテス」(東芝EMI/TOCE-9821)と、「特選!!米朝落語全集第三集」。

米朝師匠のは「不動坊」と「天狗裁き」。「天狗裁き」は初めて聴く噺でしたが、寝てる時に夢を見ていなかったのにも関わらず、次々に「誰にも言わないから、何の夢を見てたか教えてくれ」と言われ続ける男の悲劇です。同じパターンの繰り返しなのですが、それが逆に笑いをさそう面白い噺でした。

悲劇といえば、今読んでいる安部公房の本「水中都市・デンドロカカリヤ」(安部公房/新潮文庫/ISBN4-10-112107-9)の中に入っている「 闖入者 ちんにゅうしゃ 」 は面白かったです。といっても落語みたいな悲劇じゃなくて、いきなり男のアパートへ9人の知らない人々がやってきて、部屋を乗っ取られるという話なんです。男がここは自分の部屋だ! と権利を主張しても、すべて「じゃあ民主的に会議を開こう、ここは私たちの部屋ですね、意義無し」と言う様に多数を盾に決められてしまって、すべてを乗っ取られてしまうという、なんか不条理な悲劇です(でもかなり喜劇的な読み方も出来そうですが……)。

話変わって、ちょっと前の話になりますが、セール中だというので、5月4日に久しぶりにJoe's Garageへ行って来たのですが、ZappaもののDVDとかブートものを見てたら、欲しいのばっかりで頭が痛くなって来て(笑)、結局何も買わずに帰りました。ちょっと眼の毒でしたです。これもちょっとした悲劇ですよね(笑)。


2004年05月07日(金曜日)----すぎもと

孤島

今はpazapのシーケンサー・マシン専用になってしまった、PowerBook1400cをかつて持ち歩いていた時には、外からPHSでネット接続したりしてたのですが、今(いつもじゃないですが)持ち歩いてるiBookはOS Xしかインストールしてない――する気が無い――ので、OS Xに対応しているケーブルを持ってないせいでネット接続はしてません。まぁ、そんなにする必要もないのですが。

それでも、何日か家を空ける事になったりすると、やっぱりメール・チェックにしても更新にしてもしたい訳です。とはいえ、実家に帰省してもH"のエリア外で、電話としての機能をまったく果たさないPHSは、耳かきにも成らないゴミみたいなものです。DDI-Pocketは「人口カバー率、約95.6%」なんて言ってますが、そうするとうちの田舎はそこから取り残された約4.4%のPHS孤島とでも言うのでしょう。

いや、それどころでなくて、あの辺りはブロードバンド孤島でもあります、ADSLって何? そいつぁ日本に有るのかい? ってなもんで、更にそれどころではなくて、またISDNすら開通してないはずです。この辺り、最近はどうなのか分りませんが、何年か前に帰った時にネットをやってる叔父さんに話を聞くと、あまりにもテレビで「フレッツISDN」のCMを流すので、腹が立ってNTTに「そんなにCM流すのなら、うちにはいつISDNが開通するのか」と嫌み半分で電話を掛けたくらいなのだそうです。

まぁ、それでも今回も更新してたのは、Dionのコミコミコースというダイアルアップのに契約してるからで、この辺りはパザ日誌2003年05月26日:コミコミコースの使い道に書いてますけれど、月々380円で1時間のダイアルアップが出来て、1ヶ月分(合計最高2時間)まで繰り越せて、更にメールアドレスとサイト容量(20MB)がゲット出来るというものなのです。今回も月々380円の積み立てのお陰で、ブロードバンド孤島でも実家の電話代に1円の負担もなく、更新出来たのです。

まぁそれはそれで十分に値打ちが有るとボクは思うんですが、それでも「人口カバー率、100%」を目指してるというDDI-Pocketには、是非ともそれを達成して欲しい所です。いや、ここまで来たら「人口カバー率、99.5%」くらでも、うちの田舎はまだ開通してないくらいまでいって欲しい気持ちもありますが(笑)。そこまでか! という具合に(苦笑)。そうなれば、逆に自慢も出来るってもんです。

まぁ、こんな事をダラダラと書いてて、実際の所何を言いたいかというのですが、分りやすく言うと、「京ポン(京セラAirH"PHONE AH-K3001V)欲しい」という事なのでした(笑)。というか、昨日やっと予約してきました。実はこれが出る迄機種変更をずっと待ってたんです。だって、今使ってる機種はストレートタイプの白黒で、着メロなんか和音でませんですよ。本当は着うたで、ダウンタウンの「ガキの使いやあらねんで」かなんかのテーマ曲で、松っちゃんが歌ってた「浜田の、浜田の、浜田の耳毛がよぉー」っていうのを使いたいんですが(あるのか?)、着うたは無理なので、着メロでpazapの「ひげの魔法」の「序曲」あたりや、一杯持ってるZappa御大のMIDIから何か使ってやろうと思ってますです。今更ながらですが。

実は基本的に着メロは好きじゃないので、そういう事は本当はどうでも良くって、それより搭載されてるブラウザがOperaっていうのがビックリな所ですね。

各種割引を適用すると、かなり安くで「使い放題コース」に出来るので、それにしようと思ってるのですが、この京ポンを予約するために色々と店を巡って思うのは、PHS(特にAir H"専門機じゃなくて音声機)を扱ってる店が本当に少なくなりましたですね。パソコン・コーナーでMacを探すのより困難かも知れないと思いました。まさに携帯電話花盛りって感じですね。さらにDDI-Pocketのサイトやカタログに乗ってる「サービスカウンター」なんていう店に行っても、実際はauショップで、殆ど片手間にPHSを扱ってるって感じがしました。おまけに京ポンの事を聞いても、店員が発売日も知らないし、モックどころかカタログも無い。値段さえも分らないっていうんで、その店で予約するのは止めました。そんなんでエエんか? 結局Sofmapで予約したんですが、もう発売日の入手はダメだそうでした。

まぁ気長に待つとしましょうか……。


2004年05月06日(木曜日)----すぎもと

燃やせるゴミ・燃やせないゴミ

燃やせるゴミ

京都市はゴミの分別回収は大まかには「家庭ゴミ」と「空き缶・空き瓶・ペットボトル」くらいで、いわゆる「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という分別回収はしてないのです。

この「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という言い方。前に上岡龍太郎氏がラジオとかで、「鉄でも高温で燃やせば燃えるんやから、だいたいのものは『燃えるゴミ』になるんや。それを言うなら、正確には『燃やせるゴミ』とか『燃やしても良いゴミ』やろう……」なんて、いかにも上岡節で吠えてましたけれど、この意見にはまったくその通りだと思ってました。

でも、スーパーのゴミ箱にしても、やっぱり大体は「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」なのですね。なんて思ってたら、うちの実家の壁にかかっていた、ゴミ回収の案内は、ちゃんと「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」との表記になってました。凄い! 役場に上岡龍太郎ばりのヘンコなおっさんが居るのだろうか(笑)。ともかく、これがまっとうな表記だと思いますですよ。都会は遅れてるなぁ(笑)。


2004年05月05日(水曜日)----すぎもと

貝の博物館

オウムガイ

今回のゴールデン・ウィークで帰郷した時の話なんですけれど、ボクの故郷には貝の博物館「モラスコ牟岐」というのがあるんです。もうオープンしてどの位経つのか知りませんが、今回初めて行ってみました。

入り口を入った所の窓口で入場料300円を払って、渡り廊下みたいな所を暫く行くと、その奥に円形の建物の展示室があります。「鳥の名前が付いた貝」とかいうような分類とかで、数多くの貝が展示してあって、とても見応えがありました。貝って言っても、だいたいは生きてないものが展示してある訳ですが、何より1番興味深かったのは、「生きた化石」と呼ばれるオウムガイでした。もう5億年ほどまえから地球上に生きているらしい、人間なんかより大先輩であります。大先輩を水槽に入れて、物珍しそうに眺めるのも、考えたら失礼な話なんですけれど……。まぁ、それを言ったらゴキブリなんかもそうなんですけどね。

この「モラスコ牟岐」には2匹のオウムガイが居まして、この貝じたいは他の水族館とかでも見る事は出来るのですが、こじんまりした普通の水槽に入ってる辺りが、なかなか身近に感じられていいですね。他にもネコザメなんかが居ましたです。

見終わった後、お土産コーナーで売ってる綺麗な貝をみて、ちょっと欲しくなりました。結構綺麗な貝とかがあったんですよ。でも、結局はやめて、博物館の裏の浜で綺麗な貝を拾って帰りました。


2004年05月04日(火曜日)----すぎもと

帰郷からの帰京

明石海峡大橋の夜景

昨日は夜に実家を出発して、京都へ戻ってきました。

帰る道中、いつも立ち寄る阿南市内のたこ焼きや「大吉」に寄ると、なんとお店が閉まってました。非常に残念……。しょうがないので、そのままバイパスまで出て徳島市内まで。代わりといっては何なのですが、20時をまわっていて、開いてるのかどうか分らないけれど、30日に帰る途中で寄ったジェラート屋さん「ジェラテリア アンリコ」の前を通ってみると、まだ開いていたのでもう1度食べてみる事に。この前食べたダブルの組み合わせ「あずき」と「鳴門金時」がかなり美味しかったので、今回もそれにしようと思って店に入ったのですが、「あずき」が今日は無いみたいでした。その代わりに「クルミきなこ」を注文。これがまた美味しいのでした。ここのジェラート屋さんは最高に美味しいですなぁ。季節限定で6月くらいに出る「やまもも」っていうのが、是非食べてみたいです。

帰りは鳴門北からじゃなくて、鳴門からそのまま高速に。昼過ぎからポツポツ降ったりやんだりの雨が、相変わらず続いていました。小鳴門橋の横を通り過ぎて鳴門北のインターを通り過ぎると、40キロ規制が出てました。そういえば、さっきからやけに車が揺れるなぁと思ってたのですが、これは凄い風です。そのうち、大鳴門橋の上の辺りに差し掛かると、ちょっとハンパじゃない程の暴風。真剣に飛ばされるんじゃないかという恐怖が、夜の闇と共に襲いかかってくるので、ハンドルを握る両手に自然と力が入ります。しかし、この状態で車が故障なんかしたら……っていう想像をしてみたんですが、考えただけで気が滅入ってきました。この暴風の中、橋の上で車外に出るなんて、自殺行為以外のなにものでもありません。間違いなく風に飛ばされて、鳴門海峡に投げ出されて、渦潮に巻かれてしまいますね。

脂汗が浮かんできそうな長い時間をやり過ごして、なんとか橋を渡り終えました。そのあとはスムーズに走行できて、洲本インターで国道28号線へ。交通情報の電光掲示板では、垂水から30キロの渋滞という事でしたが、下の道は渋滞もなくてスムーズ。途中、たこフェリー乗り場前が渋滞してましたが、駐車場に入ると1時間待ちくらいで乗れました。

明石からは須磨まで国道で。流石に夜中はスムーズに走れます。若宮から阪神高速にのって、渋滞も無くそのまま西宮で名神高速へ。吹田で休憩もせずに、当初の予定より1時間半くらい遅く京都南インターへ到着。あぁ、疲れた。米朝師匠の「つる」を聞きながら、明け方に就寝しました。

はっしょりねっと牟岐町写真集2をアップしました。

写真は明石海峡大橋を淡路島側から。写真でも分ると思いますが、橋の1番高い部分に霧の様なものがかかってました。


2004年05月03日(月曜日)----すぎもと

柏餅

柏餅

やっぱりこのシーズンには柏餅を食べたくなりますね。子供の頃はおばあちゃんが手作りで柏餅を作ってくれて、柏の葉っぱを山に取りに行くのが子供の仕事だったものです。正観寺というお寺がある近くにため池がありまして、その辺りに柏の葉っぱを取りに行った事を覚えてます。

で、スーパーに行った時に柏餅を買って食べたのですが、千葉から帰省してた叔母に「徳島の柏餅の葉っぱは柏の葉っぱじゃないって知ってた?」と言われてビックリしました。そう言われれば、京都で見かける柏餅の葉っぱは、何かグローブみたいというか、手の形みたいです。そして、改めて徳島の柏餅を見てみると、そんな手みたいな形はしていない……。気づかなかったですが、やっぱり違いますね。何故、これを京都で見た時に気づかなかったんだろう?

その事を、子供の頃には柏餅のシーズンに葉っぱ取りのアルバイトをしながら、「葉っぱじゃなくて、何で身がならないんだろう?」と常々思っていたという(笑)叔父に聞いてみると、「いや、これが柏の葉っぱだ!」と譲りません。それで、調べてみると、西日本の柏餅の葉っぱは、実は「柏の葉」じゃなくて、「サルトリイバラ」という木の葉を使う事が多いのだそうです。柏の葉よりも入手しやすいからだとか。へぇー。山帰来(サンキライ)と呼ばれる事もあるようですが、ボクの実家がある徳島県南部では、この葉を「柏の葉」と通称で呼んでいるのでしょう。

どっちにしても、ボクの中では慣れ親しんだ「サルトリイバラ」の柏餅が好きです。

関連サイト

2004年05月02日(日曜日)----すぎもと

パーティ・シャッフル

iTunes4.5

AppleのMac向けだけじゃなくて、Win版も無料配布されている音楽アプリケーション、iTunesがヴァージョン4.5になったとかで、早速にダウンロードしてヴァージョンを上げてみたのですが、どういう機能が追加されてるとか、そういうのは気にしないでいつも通りに使ってました。

それで、よく見てみるとなんかプレイリストの上のあたりに「パーティ・シャッフル」なるものが追加されてるのですね。どうやら、人気者の女の子が週末の同じ時間に、重なってパーティに呼ばれて、「困ったわね、どこのパーティがいいかしら? えぇいくじ引きで決めちゃえ!」っていう時に便利な機能では無いみたいです。パーティの時のBGMとかに最適にランダムな選曲をしてくれるという事なんでしょうか?

そんな訳で、ボクの環境でシャッフルまぜまぜしてみましたが、なんか良く混ざらずにダマダマになったみたいです。ちょっと、どういうシャッフル具合になったかを15曲書き出してみましょう。タイトルに続いてカッコの中が演奏時間、アーティスト、収録アルバムの順です。

  1. 茶漬えんま(32:21/桂枝雀/枝雀落語大全24)
  2. 花筏(38:17/桂枝雀/枝雀落語らいぶ10)
  3. 日本むかし噺2(3:20/桂枝雀/桂枝雀のわんだー・らんど)
  4. エリザベス・テーラー4(南博 Go There!)(0:41/菊地成孔/Degustation A Jazz)
  5. ふたなり(36:14/桂米朝/特選!! 米朝落語全集23)
  6. 一人酒盛(17:01/桂米朝/特選!! 米朝落語全集37)
  7. 米揚げ笊(22:58/桂枝雀/枝雀落語大全29)
  8. 崇徳院(37:23/桂枝雀/枝雀落語らいぶ04)
  9. 人工ヴィブラフォンとドラムセットによる硬い鉱水(0:50/菊地成孔/Degustation A Jazz)
  10. 近眼の煮売屋(10:58/桂米朝/米朝珍品集その4)
  11. ウッドベースをフューチュアしたストリングス・ダブル・カルテットによるトーン・クラスター、 中南米文学風(1:40/菊地成孔/Degustation A Jazz)
  12. M.C 石川復興(1:10/たま/「鉄橋」たま通信増刊'99下巻)
  13. Elevation #21(7:02/矢堀孝一/Elevation)
  14. プリペアード・アコースティック・ギターとアルト・サックスによる無調ヴォサ・ノヴァ、ストリングス・クラウス・オガーマン・ソース(2:08/菊地成孔/Degustation A Jazz)
  15. Round Midnight(7:02/菅沼孝三/Pai-Patiroma)

上位が落語ばっかりで、なかなか楽しそうなパーティに成りそうですねぇ(笑)。


2004年05月01日(土曜日)----すぎもと

コーヒー・ゼリー

伊勢エビ

町内放送というのがありまして、田舎では当たり前に今日行なわれる行事とかを、町内に放送するです。勿論、災害の緊急放送としての機能も持っていると思われますので、そういう意味では都会では考えられない程、緊急情報が行き渡るという、なんとも徹底した情報網でありまして、優れたものだと思います。

ただ、田舎の話ですから、山びこを考慮して、文章を短く間を空けて喋るというコツが要りますが、そのために全体がもたつくという弊害はやむを得ません。

本日の我が愛すべき故郷では、朝からこの町内放送で「牟岐アワビまつり」なるイヴェントのお知らせをしておりました。まぁ、この「牟岐アワビまつり」なるイヴェントが行なわれる事については、いくら故郷から海を越えて暮らしていると言いましても、定期購読しているいくつかの徳島メルマガなどからの情報によりまして、町内放送のアナウンサー様の手を煩わす事無く、ボクのスケジュールに予定されてるってなモノでございますよ。

そういう訳で、古牟岐という所で行なわれている、この「牟岐アワビまつり」へ行ってきました。会場では大きいプールの様なものに魚を放してあって、子供がつかみ取りしたりするものや、水槽の大きな伊勢エビの目方当てやら、その他色々な物産品やらアワビや流れ子(トコブシ)やらの即売やら、その場で食べられたりするのでありました。1000円くらい出せば、8kmくらい沖合いに浮かぶ無人島、大島――この島は磯釣りのメッカとして、海釣りファンには有名でありますし、最近では珊瑚礁があることから、絶好のダイヴィング・ポイントとして穴場だったりするようです――までのクルージングなんかも行なわれていたようであります。

そんな中を冷やかし程度に見て回って、それからお決まりの宍喰町のひこうせんへ向かいました。帰る度に必ず立ち寄る、自家焙煎珈琲と手作りケーキの美味しい店です。

今日は、昼ご飯をたらふくと食べた後だったので、いつものそれだけで腹が一杯になりそうなミックス・ジュースのオーダーは止めて、珈琲ゼリー(550円)を注文しました。でも、来たのをみてビックリ。ボクの想像してたのの2倍の大きさでした(笑)。珈琲のこだわりを持ってるお店だけに、珈琲ゼリーと言えども、やっぱり美味しいです。特徴は、上に乗ってるのが生クリームじゃなくて、ヴァニ・アイスで、一緒にシロップも付いてきます。半分はそのまま食べてみて、その後でシロップもちょっとだけ入れてみました。うーん、美味しい。ゼリーの苦みと、アイスやシロップの甘みがなんとも絶妙でございます。

後は、人のいちごケーキを横からツツきながら、お腹いっぱいになってしまいました。あぁ、満足満足。

飛行船のケーキとコーヒーゼリー



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