パザ日誌


2006年03月10日(金曜日)----すぎもと

徳島県民の歌

皆様こんばんは。旭山動物園のほっきょくぐまルルです……。今日丸1日をかけて、こういう物まねを練習してたのですが、そもそもほっきょくぐまが日本語をしゃべれないという事に、ついさっき気付きました。そうか、やっぱり英語勉強しとくんだったな。

こういう落胆の後は、『徳島県民の歌』を歌って気分を変えるものだと、ひいおじいちゃんの息子の孫に良く言われたので、それを実践してみました。しかし、徳島県はマイクロソフトが世界のデフォルトで、配布する音楽ファイルのスタンダードはwmaだと信じて疑わないのでしょう。素晴らしい事です。

『徳島県民の歌』は、義務教育時代には何かと良く歌わされていて、今でも1番なら空で歌う事が出来る大好きな歌なのですが、先にリンクしたサイトの、すだち君の指揮姿が素敵なページで譜面を見てみると、何とこの曲、作曲が三木稔先生なのですね! まったく知りませんでした。自分のプロフィールの敬愛する音楽家に三木稔と書いた手前、恥ずかしくて明日から町を歩けません。罰として、明日から1週間は1日4食(おやつ付き)として、罪を償いたいと思いますので、どうか許して下さい、ど根性大根様。


2006年03月09日(木曜日)----すぎもと

謎の打楽器奏者

いやぁ、現代寄りの曲はあなどれないね。

今夜は京都市交響楽団の今年度最後の定期演奏会に行ってきました。会場は勿論、京都コンサートホール。ちょっと早めに地下鉄北山駅についたので、京都コンサートホール前のBocoというお店でBocoランチを頂きました。ご飯とオムレツにデミグラス・ソースがたっぷりとかかってるプレートです。簡単に言うと、ハヤシライスにオムレツが乗った感じでしょうか。美味しく頂きました。若い男子には量的にものたりないかもしれませんが、女子にはぴったりかも。数年前までならこれではお腹いっぱいにはならなかったでしょうが、最近ならちょうど腹八分目でいい感じです。食べ終わったら18時20分だったので、会場へ急ぎました。

京響創立50周年記念という事で、最近のコンサートは開演40分前から、ロビー『ホワイエ』にてロビー・コンサートを行っています。今日はJ.C.バッハのオーボエがメインの曲でした。

コンサートは19時から。指揮は常任指揮者の大友直人氏。プログラムは次のとおり。

  1. エルガー:序曲「コケイン(ロンドン・タウンで)」Op.40
  2. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
  3. ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調

ラヴェルのピアノ・コンチェルトはピアノ独奏にトルコ出身のフセイン・セルメット氏。この曲は初めて生で聴きましたが、やっぱり素晴らしい曲ですね。ちょっとラヴェルにハマりそうな感じがします。ガーシュインに影響されたという第1楽章のフレーズもジャズっぽくて良いのですが、いままで聴いててちょっと退屈だなぁ……と思っていた第2楽章が、これほど素晴らしく美しいとは思いませんでした。ゴジラが出て来る(笑)第3楽章も生で聴くと格別!

そしてなんと、この曲が終わってから、何度かステージに呼び出されたセツメット氏は、思いがけずアンコールを演奏! 曲はラヴェルの『悲しい鳥たち』。これが素晴らしかった! しかし、後半の静かなクライマックス。しかもそれが頂点にかかった瞬間に、本日の特別ゲストが登場。客席にて待機してたそのゲストのおっさんは、現代的で複雑な倍音を含んだ音響でヴォイスを披露。聴衆がうっとりとピアノに聞き惚れてる所を、みごとに打ち砕くという演出にはまいりました。

さて、第2の特別ゲストは、20分の休憩の後に登場いたしました。ヴォーン・ウィリアムズのシンフォニーの時です。P席にてスタンバイしていた謎の老人は、実はパーカッション奏者でした。わたしも見た事が無い謎の細長い楽器を取り出すと、まさか! という演奏方法で爆音を出したのです。なかなか例えようが無いんですが、強いて言うならば、勾配が急な階段から杖をガラガラガラガラと転がした様な感じでしょうか。この老人の演奏の強烈さは、この曲の印象を全てこのパフォーマンスで消してしまえるくらいでした。きっと楽譜には今日の通りに、事細かく指示がかかれているのでしょう。あなどれないね、まったく。

来月の京響定期演奏会は4月22日(土曜日)。すでにチケットは購入済みです。R.シュトラウスの『英雄の生涯』なんていう、大好きな曲が生で聴けるのです。これは本当に楽しみです。だから、今度は特別ゲストはいりませんからね。


2006年03月08日(水曜日)----すぎもと

電話不通

とうとう、我が家の電話がウンともスンとも、脇腹をコチョコチョくすぐっても、クスリともしなくなりました。

今日の晩ご飯を食べている時に、小さい音でちょっと鳴ったかと思ったのですが、この音がテレビの音なのか何の音なのか、判断がつきにくいような、あれ? 今電話鳴った? ひょっとして……っていう位のささやかな音は、最後のお別れの言葉だったのかもしれません。

昨晩、「たまにはつき合えよ、一杯奢るよ」と言われたのにも関わらず、「ごめんね。(酒)飲めないんだ」と愛想も無く断ってしまったので、ついには怒ってしまったのかも知れません。

という事で、我が家は電話が使えない状態にあります。もし電話が通じないぞ! という方がいましたら、携帯の方に電話してください。もし携帯の番号が解らない方は、3丁目の夕日が見える公園のブランコへ行って、そこに座ってる首の長いおじいさんに「やっぱり由美かおるですよね?」と話しかけてみたら教えてくれます。

わたしは留守がちなので、電話は21時30分から31分の間にお願いいたします。お急ぎでない方はメールでもどうぞ! あ、もしメールアドレスが解らないって人がいましたら、お気軽に電話で問い合わせください。

しかし、今日はメールチェックすると200通以上の同じスパム・メールが、まさにドドドドドッ! と音をたててやってまいりました(苦笑)。あぁ、春が来たんだ! と自分を納得させてみましたが、スパム・メールが風物詩になるには、最低でもあと3年は必要ですね。

さぁ、明日は京響の定期演奏会を聴きに京都コンサートホールだ! 我が家のヴィデオ・アーカイヴからDVD化した、ケント・ナガノ指揮ハレ管の演奏のラヴェルのピアノ・コンチェルトを聴いてから寝ることにします。おっと、その前にKBS京都の『どうでしょうリターンズ』を見なくっちゃ! ちなみに京都の『どうでしょうリターンズ』は、今夜から『四国R−14を100倍楽しむ方法』が始まります。


2006年03月07日(火曜日)----すぎもと

驚愕

冷たい雨の昨日とはうってかわって、本日は快晴でしかも暖かかったですね。比叡山に籠ってライヴ前の修行中の生野さんも、さぞ琵琶湖が綺麗に見えて絶景であった事でしょう(笑)。

さて、昨日の下剤が残ってるせいか、今日は朝からテレビを見ていたら、あややと大地真央の区別がつかなくなっている事に、ふと気付いて驚愕しております。年を重ねる度に老化を感じるこの頃ではありますが、これほどのものとは! いや、何度か書いておりますが、昔から林隆三と古谷一行の区別がつかなくて、その事で「お前なんかイボイノシシ以下だ!」と怒鳴られ、宅八郎を見る様な目で見下げられる事が多いので、これで正常なのかもしれません。いやむしろ、前からあややと大地真央の区別なんか付いてなかったのかも知れないし、ひょっとしたらあややと大地真央は同一人物の可能性も捨てきれません。だいたい、あややと大地真央の区別が付かない事によって、日常生活に何か支障をきたしますでしょうか? 醤油とソースの区別がつかなかったり、プリンと茶碗蒸しの区別がつかないのなら由々しき問題ですが。そんな無駄な事に驚愕する暇があったら、その時間の5分の1でも、偽メール作りにさくべきだというのが、良識有る現代日本人のあるべき姿だと思います。

そういうくだらない事を考えながら、来るべき2年後に備えて、我が家のACアダプターにPSEマークを刻印しているのですが、素人が彫刻刀を握ったところで、なかなかうまくPSEマークを彫る事ができません。そうそう、初めてPSEというのを聞いた時に、Sonyからまた新しいゲームが発売されるのだなと思ったのは本当です。Play Station Expressっていうゲームが出るのだと思いました。それに反対して坂本龍一までもが署名活動をしているというので、これは是非署名せねばと筆を握ったのですが、違うと解ったら白けて署名する気が失せました。いや、嘘です。トリオ・ザ・テクノ(www.youtube.com)を見たからです(笑)。


2006年03月06日(月曜日)----すぎもと

仲たがい

多分、夢だと思うのですが。

ペットボトルの蓋くらいの容器に入った粒状のものを、マクドナルドに置いてありそうな、ガムシロップの容器くらいのに入った水で飲まされて、その後でマックシェイクの入れ物の様なのに入ったドロドロの液体を飲めと言われて、「絶対にゲップをするな!」と念を押され、「1回転しろ」とか「右向け右」「左向け左」「そのまま息止めて」と言われて、最後に下剤を渡されたのです。

きっと夢だと思うのですが、夢だとしたら、マクドナルドで行われたビッグマック早食い競争か何かの罰ゲームだったのでしょう。まぁ、夢だったかどうかは、今からトイレに行けば解ることでありますが。

さて、セブンイレブンの端末でチケットぴあのチケットを買える事が今更ながら解って、便利に使っていたのですが、何とそれもできなくなりそうです。

チケット販売大手ぴあは3日、コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブンで行っているチケット発券・販売サービスを、4月末で休止すると発表した。セブンが他のチケット販売会社とも相次いで提携していることに、ぴあが反発したためだ。

セブンイレブンのニュースリリース「チケット販売のイープラスとの提携に合意」(平成18年3月3日)にも、イープラス・CNプレイガイド・ホリプロと提携し、5月よりチケット発券サービスを開始する事を発表しています。

セブンイレブンとしても、消費者としても、選択肢が増える事は喜ばしい事だと思うのですが、チケットぴあは囲い込みが出来ないのならと、突っぱねてしまったという事なのでしょうか? 会社ごとに販売方法などが異なり、消費者が混乱するというのがぴあ側の意見の様です。でも、そこまで消費者はバカじゃないと思うのですが。何か「混乱するから」っていうのは、PSEマークに統一した産経省の訳の解らない理由みたいですしね(笑)。

だいたい販売方法の差が逆に利点になる場合もあります。つまり、チケットぴあ以外はインターネットで予約して、発券と支払いのみをセブンイレブンで行う事になります。しかし、ぴあは予約なしで直接店内で購入出来てしまう訳です。こういう部分がプラスになる場合も結構あると思うのですが、どうでしょう?

まぁ、結論を申しますと、こういう素人の戯言が簡単に世界へ公開できるなんて、なんとインターネットという世界はクソなんでしょう。という事ですね 。


2006年03月05日(日曜日)----すぎもと

怪獣大戦争

今日は返却期限なので、2週間ぶりに醍醐中央図書館へ。天気も良くて、暖かくて気持ちよかったですね。これで花粉さえなければ、やっと春がやってきたか! と大喜びなのですが……。

最近、よく伊福部昭映画音楽の傑作のひとつ、『怪獣大戦争マーチ』を聴いてて、次のライヴでもこれをカヴァーしようかとも思ったんですが、時間がかかりそうだったんでやめたんです(実際何をやるのかは来てみてのお楽しみ!)。でも、この曲は本当に名曲です。最近は日立のCM(「つくろう。」キャンペーン 宣言篇)でも流れてて、聴いた事ある人も多いと思います。しかし、このCM何故黒澤明の絵で『怪獣大戦争マーチ』なの? っていつも思います。なんか変な感じがしないでもないです。『あきら』つながり?

そんな訳で、車の中で『怪獣大戦争マーチ』を聴きながら、図書館まで。ここの図書館には長い事通ってますが、最近までヴィデオはほとんど借りませんでした。AV(CD,VHS,DVD)は1回で2本までしか貸し出しできないので、いつもCDばっかり借りていたのです。最近でも借りたいCDが無くなって来たってことはまったくないのですが、今までほとんど覗きもしなかったヴィデオ・コーナーを見てみると、意外と面白そうなのがあって、最近ではヴィデオを借りる事の方が多くなってます。

今日は今までで借り忘れてた伊福部CDを借りようと思っていたのですが、ヴィデオ・コーナーを見ていると、何とこの『怪獣大戦争』があるじゃないですか! これは借りねばという事で、買ったら14000円もする(DVDでも7000円以上する)この作品を、思いがけず借りる事ができました。素晴らしい。

『怪獣大戦争』は『ゴジラ』シリーズな訳ですが、『ゴジラ』シリーズは『ゴジラ対モスラ』か何かを、大昔に劇場で1度見たっきりで、今回見るのはそれ以来です。実は、昔から所謂『特撮もの』というモノにも、アニメにもゲームにも(一部のものを除いて)あんまり関心がないのでした。

でも、見てみるとこれは面白いですね。昔の映画だし、どうせチャチなのだろう……と思っていましたが、いやいや、時代的にも高度経済成長感というか、大阪万博に向ってるぞ感がモリモリと出ていて、とても面白いじゃないですか。まだ最後まで見てないのですが、後日ゆっくり見たいと思います。


2006年03月04日(土曜日)----すぎもと

大阪ライヴまであと2週間

pazap Live DM 2006-03-18

pazapの初ライヴが1998年3月9日(LiveSpot RAG)で、来週で丸8年が経つ訳です。この8年間、かなりのスローペースでライヴを続けて来ましたが、今回初めて京都を飛び出してのライヴとなります。

イレギュラーと致しましては、数年前の夏に菅沼孝三ドラム道場(大阪道場)に通っていた頃に、発表会で歌とドラムの2人で『pazap 1/2』として神奈川にて、書き下ろしの『Hell Ditty』を演奏した事があるのですが、これは省きます。この時の模様がヴィデオとなっていて持っているのですが、いまだに見ていないです。恐ろしくて(笑)。

今回のライヴの見所はといいますと、久しぶりにインストのカヴァー曲をやるという事ですかね。そして、その曲中にギターの生野さんが、ソロを弾きながら金メダル級のイナバウアーを披露いたします(笑)。ただ問題なのは、イナバウアーが得点にはならないという事ですね。この事を考慮致しまして、本番までには急遽4回転ジャンプに切り替えるかもしれません。

会場はアメリカ村にあるバーという事でして、音的には生音ライヴになると思います。特にドラムは完全生音です。これは怖い。ごまかせない。しかし、なんとしてもごまかさないといけないので、この2週間、ひたすらどうごまかすかという事について考えなくてはいけません。あ、今考えうる最高の答えを思いつきました。アンプの音とP.Aから出るヴォーカルをグッと大きくしたらいいのですな! 大発見! 注入型ボラギノール並みに頭良いではありませんか。よしよし。

当日はドリンク代だけで聴いて頂けますので、ふらっと寄っていただけると幸いです。うちの弟が歌うバンドSalty Dogと、Play back partyさんの演奏を聴くついでに、我がpazapもよろしく。イナバウアーや4回転ジャンプが出来そうも無ければ、新曲もやるかも?


2006年03月03日(金曜日)----すぎもと

紛らわしい

京都市営地下鉄の車内には、いつもその月の『地下鉄・市バス沿線ガイド』っていう広告があって、京都市交響楽団の定期演奏会の案内も書かれてるのです。勿論、会場の京都コンサートホールが地下鉄北山駅の近くっていうのもあるんですが、京響自体が京都市がやってるオーケストラだから当然ですよね。それを見ながら、あぁ来週だな……とか思ってるんですけれど、なんと今月は書いてないのです。でもちゃんとありますよ。来週の木曜日ですよ。京都コンサートホールですよ。京都北山コンサートホールっていう名称じゃないですよ(笑)。←これは、今夜放送の『探偵ナイトスクープ』で、桂小枝がコンサートホール1階にあるレストラン『ラ・ミューズ』に来てたんですが、この時に『京都コンサートホール』じゃなくて『京都北山コンサートホール』とテロップが出ていたので。

今日は磔磔でGreen Zoneのライヴがあって、とてもとても行きたかったのですが、諸般の事情により諦めました。非常に残念。あまりにもくやしいので、先日お亡くなりになった伊福部昭さんの『協奏三題』というアルバムを、久しぶりに聴きました。伊福部節で素晴らしい。

このアルバムは井上道義指揮東京都交響楽団のライヴ録音です。東京には東京都交響楽団っていうオケと、東京交響楽団(←リンク先は音鳴ります。チューニングの)っていう名前が似ているオケがある訳ですが、これ紛らわしくないのですかね? 京都でいうと、京都市交響楽団ってのと、京都交響楽団ってのがあるって話ですよね。紛らわしい。東京都交響楽団は通称『都響』と言われているので、そういうので紛らわしさは回避できてるのかもしれません。でも、それなら東京交響楽団は略して『東響』って呼ばれてるのでしょうかね? これまた『東京』と同じ響きで紛らわしいですよね。という事で、どっちも紛らわしい東京交響楽団が紛らわしさの根源なのだ! と私が勝手に決定しておきます。←怒られるぞ、きっと(笑)。


2006年03月02日(木曜日)----すぎもと

月刊シュトックハウゼン休刊

音楽用に使ってる外付けハードディスク(160MB)の容量が、とうとう10GBを切ってしまいました。

ちなみにHitachi(IBM)の3.5インチ7200回転のを、FireWireのケースに入れて使ってます。しょうがないので新しいの買おうか考え中なのですが、とりあえず今の相場を調べに京都駅前プラッツ近鉄のSofmapへ寄ってみました。だいたい同じ条件ので9000円弱と、今の買った時よりは安くなってますね。これと4000円弱のUSBのケースでも買って、そっちにデータ移動するのがいいのかなぁ……。本当は新しいハードディスクに録って行った方がいいんでしょうけれど、外付けに音楽用のシステム入れて、こっちから起動して作業しているので、音楽ソフトとかのオーソライズのやり直しが邪魔臭いのですよ。違法コピー対策なのは分りますが、これだけ使い勝手が悪くなるのは、本当に勘弁して欲しいですよ。

使い勝手といえば、せっかく買ったBattery2も、あまりにも起動時間が遅くてやってられないので、使うのがおっくうになっております。というか、今はほとんど使ってないです。遅いマシン使ってるっていうのもあるんでしょうが、それにしても遅すぎ。なんとかならないものか……。

プラッツ近鉄の1階では『幸運・福運・開運 ラッキーグッズフェア』っていうのをやっていて、5,6ブースの占いブースが出ていたのですが、占いって見てもらう人居るんだろうか? ってエスカレーターから見てみると、ほぼ全部のブースにお客さんがおりました。へぇ。パスタブリッジってのを見た時と同じくらいの驚きでした(笑)。

占いっていうと、月1でシュトックハウゼンを買ってたSternklang-Diskさんが、諸般の事情から一時休止なのだそうです。これは痛い。非常に痛いです! 

○シュトックハウゼン全集の輸入に当たっては、なるべく大量ロットを確保しないと単価があがって、赤字になります。加えて4月から国際為替料金が大幅値上げ されるため、これ以上の継続は不可能と判断されますので。ごめんなさい

数ヶ月前、郵便局でATM待ちで並んでいる時に、国際為替料金の値上げの案内が貼ってあったので、いやだなぁ……と思っていたのですが、ついにこの時が来たか! って感じです。今月の注文はお休みという事だったので、来月分で2枚注文を出していたのですが、これもダメなのかなぁ……。個人で輸入したとしてもこの値上げじゃ、少量だとやっぱりタワレコで買った方が安くなったりしますね。他に安く手に入る方法があるまで、残念ですがシュトックハウゼンのCD購入はやめることにします。


2006年03月01日(水曜日)----すぎもと

リハ

夕方の冷たい雨の中、iPodで武満徹の『ジェモー』を聴きながら、Arcdeuxへ。

いつもライヴではライン録音をしてもらっていて、CD-Rに焼いてもらっているんですが、先日のライヴのCD-Rをずっと受け取りに行けてなかったので行ってきました。

靴からしみ込んだ雨で靴下が中途半端にぐしょぐしょで、なんとも気持ち悪い感じで辿り着くと、今日は何もライヴがないようで、静かで暗い地下のライヴハウスは、なんともいい感じの裏感があって良いですなぁ。私はライヴの本番も好きですが、その裏側っていうのも大好きで、それはP.Aの卓や、その横に積み上げられたエフェクターなんかのビジュアルとか、何にも無いホールに機材がセッティングされていく過程とか、逆に終演後のバラしとか、そういうものが大好きなんですね。だから、ライヴでもリハが好きで、サウンドチェックとか、照明の角度を調整してたりするのを見るのも大好きです。

そういえば、昨日の日誌に書いた武満プログラムの京響定期演奏会は、曲によってオケの配置が全て変わるので、曲間にはいちいち団員さんがハケて、椅子とかハープとかの楽器の配置を換えるのですが、この一見無駄に見える時間も、実は私に取っては至福の時だったりします(笑)。特に今回はFMの収録があったので、マイクのセッティングとかも同時におこなわれましたので、喜びもひとしおでございましたですよ。

あ、リハで思い出したのですが、リハの時のドラムはですね、まずタムの角度とかスネアやハイハットの位置とかをセッティングしますよね。それが決まらないとマイクをセット出来ない訳です。で、これが終わりましたらスタッフの方がマイクをセッティングしてくれるんですが、この時にドラムを叩きまくるドラマーさんが結構居るんですよね。これマイクをセッティングしてる人にしてみたら危険ですし、見てて「おいおいおい……」という感じになります。そして、そういうバンドさんは必ず、ここはリハーサル・スタジオか? って思う状態のセッションが始まったりして、笑ってしまいます。これだからリハは面白かったりするんですよね。

CD-Rを受け取った後、久しぶりにタワレコに寄って、intoxicateを貰って来ました。これも武満徹特集でして、これが無料でいいのか! という程の充実した内容でございました。これ貰っとくべきですよ!



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