パザ日誌


2007年12月9日(日曜日)----すぎもと

シュトックハウゼン・イン・ヘヴン

昨日、2週間ぶりのpazapのリハから帰ってきて、ネット巡回してたら、シュトックハウゼンの訃報が!!!!!

カールハインツ・シュトックハウゼン氏(電子音楽のパイオニアとされるドイツの現代音楽作曲家)ドイツのメディアによると5日、西部ケルン近郊の自宅で死去、79歳。死因は明らかにされていない。

ボクがシュトックハウゼンをちゃんと聴くようになったのは、2年前の来日(2005年6月25日の日誌)からで、それまではCDがショップではかなり高価なので、なかなか聴きたくても踏み切れなかったのでした。あの来日公演での演奏を聴いて、音楽は『リズム・メロディ・ハーモニー』だけで成り立ってるんじゃないっていうのを、改めて強烈に体感させてもらったし、それ以降CDも何枚も買って聴いて、あの東京公演で感じた事をずっと考え続けています。

ショックで呆然としておりますが、ライヴの為の新曲を必至で作っております――2週間を切ってまだ完成していないので、この分だとあと2回のリハで仕上げなければならないのです。メンバーの皆様すみませんです――ので、シュトックハウゼンの音楽を聴きながら、静かに冥福を祈ることは暫くできそうもありません。

でも、1回だけでもシュトックハウゼンの音楽を生で体験し、お姿を拝見できたのは、本当に幸せな事だと思います。本当にありがとうございました!


2007年12月07日(金曜日)----すぎもと

巨大クリスマスツリー

電子部品メーカー大手、京セラの本社(京都市伏見区)で6日夜から、イルミネーション点灯が始まった。20階建ての本社ビル(高さ95メートル)の壁面を使った光の巨大クリスマスツリーや16万6000個の発光ダイオードを使った電飾が幻想的な雰囲気を醸し出している。

京セラ本社のイルミネーション

ボクが京都で一番好きなイルミネーションが、昨日から始まったようです。京セラ本社のイルミネーション。LEDのイルミネーションはそんなに惹かれませんが、本社ビルの窓の明かりを利用した巨大クリスマスツリーは、なかなかセンスがあって好きです。結構離れた所からでも見えるので、わざわざ近くまでいかなくてもいいのもいいです。

今日はカメラを持って観に行こう! と思ってたら、気がつけば22時半。ひょっとしたらもう終わってるんじゃないの? と思って京セラのサイトのニュースリリース『第10回京セラ本社イルミネーションの点灯について』を見てみると、点灯は23時までだとか。ギリギリ間に合うかな? 車で行くと週末だし、新堀川通り沿いは結構見物の車がズラリとならんでるんじゃないかなぁ? と思ってたのだけれど、このニュースリリースを見ると京セラ本社ビル北側「パルスプラザ」の駐車場をご利用いただけます。(100台程度)という事。それなら安心して行けると慌てて出発。

現地についてみると、パルスプラザの駐車場が使えるというのに、誰も駐車場入れずに、路上駐車の車が10台くらい並んで見物しておりました。多分、駐車場を使っても良いというのを知らない人がほとんどなんじゃないかと思います。もうちょっと早い時間だったら、警備員さんとかが出てるのかな?

そして、さぁ写真を撮りまくるぞ! と思って数枚撮った所で、デジカメの液晶画面に『バッテリ残量不足』の文字が(笑)。毎日撮ってても1ヶ月は余裕で持つバッテリーが、切れるときはきまってこういう大事な時なのね……(苦笑)。いつでも来れるんだし、しょうがないのでまた日を改める事にして車へ帰って、グルッと裏へ廻って、もう一度正面へ出てきた頃には、すっかり電飾は消えておりました。ちょうど23時。

ちょっと離れた所から見ると分かりませんが、こうして近くから見てみると、Merry X'masの文字や星とかの飾りが見えたりして楽しいです。でも、ビルのクリスマスツリーを見るのは、ちょいと離れた所から見る方が趣が合っていいかも。そういう点では、新堀川通りの上に建設中の高速道路の高架橋はとても邪魔で残念ですなぁ……。


2007年12月05日(水曜日)----すぎもと

オマケ商法

スヌーピー・マグカップ

アカチャンホンポに子供の椅子を注文してたのが、入荷したという連絡を受けたので、先週引き取りに行ってきました。行ったついでにおむつも買って、折角久御山まで来たのだからと、隣にあるジャスコ久御山にも行ったのです。まぁ、折角久御山とは書きましたが、結構頻繁に行ってたりはするのですが、それはともかく、ガレージに車を停めて店内に入る前に、ミスタードーナツケンタッキーフライドチキンが有るのですが、そこでつい立ち止まってしまいました。

大のスヌーピー好きとしましては、『スヌーピー・マグ&プレートつきパック』というポスターを貼られてたら、つい立ち止まってしまうのは当たり前というものです。しかもなかなか可愛い絵柄で、その上『数量限定』などという禁断のひと言が添えてあるのはあんまりであります。これは、買わない訳にはいきません。ひととおり買い物などを済ませた後、帰りがけに小さい方のパックをひとつ購入しました。

まぁ、まんまとのせられた訳でありますけれども、それでもケンタッキーのポテトは美味いですなぁ。スパイスを入れて袋の中でフリフリするやつでして、『スパイシー・ペッパー』なるものを選択したのですが、これが美味い! これだけは帰りの車中、アツアツで頂きまして、チキンは帰ってからゆっくり味わいました。

ちなみに『スヌーピーだいすきっグッズ』がついてるスマイルセットもあるのが悩みどころであります。


2007年12月03日(月曜日)----すぎもと

つきたての餅は正月の味

ごはんぢゃワン

きのうはパルスプラザで行われていた、京都府農林水産フェスティバル2007を覗きに行ってきました。

お隣の京セラ本社ビルは、前のけやきの木に、クリスマスのイルミネーションを付ける作業をしておりました。ビルには窓ふき用みたいなゴンドラが屋上からぶらさがっておりましたが、ひょっとしたらそろそろこのビルもクリスマス使用になるのかな? 京都市内のクリスマス・イルミネーションの名所といえば、五条春日辺りのロームのイルミネーションがダントツ1番人気なのでしょうが、ボク個人的に1番好きなのは、京セラ本社のイルミネーション(2002年12月19日の日誌)なんですけどね。楽しみ楽しみ。

さて会場に着いたのが午後2時すぎで、最終日の昨日は午後3時で終わってしまうせいか、会場内は思いのほか賑わってはいませんでしたが、それでもお米ギャラリーの『ごはんぢゃワン』は子供に大人気でありました。

ぜんざい

そしてこの『お米ギャラリー』のコーナーでは、杵でつきたての餅をすぐにぜんざいにして、1杯100円で販売しておりまして、手始めに1杯頂いたらこれが頗る美味い! 本物の餅の味を思い出した感じです。そういえば田舎に居た頃には正月前、毎年のようにおじいちゃんやおばあちゃんと、餅つきをするのが恒例のようなものでありました。それが最近食べる餅は工業製品の味気ないものばかりですなぁ。

あまりにも美味しいので、つぎの販売の時を待って、もう1杯食べてしまいましたよ(笑)。あと、会場内で販売していたソーセージと、チーズケーキも食って、お腹いっぱいになった所でイヴェントの終わる時間。ひさしぶりにレストアストアを覗いてから帰りました。


2007年12月02日(日曜日)----すぎもと

お散歩ハウス

おさんぽハウス

先日何気なくAmazonのサイトを見ていたら、前に真剣に買おうかと検討していてすっかり忘れていた『お散歩ハウス』(Amazon.co.jp)っていうCDが出てきて、Amazon本体では今は販売してなさそう――若しくは廃盤?――なのだけれど、Amazonマーケットプレイスで中古とかで出店してるのが有ったので見てみると、なんと某大手中古本屋さんのネット・ショップで175円で出てるのを発見! 即ポチッと購入しました。

送料(Amazon手数料を含む)が340円と、商品価格の約2.5倍というのがなんともですが(苦笑)、それでも合計515円でこれが買えるのなら安いものであります。この値段ならCDがボロボロでもぜんぜんオッケー! と思っていたのですが、なんと発送の翌々日に届いた、クロネコメール便を開けてみてびっくり。ほぼ新品で傷1つない。しかも初回盤の様で12ページのフォトブック付きでした。とはいえ、このCDのアーティスト山本麻里安さんっていう人の事はまったく知りませんので、フォトブック無しでも全然問題なかったのですけれど、それでも何か得した気分です。

このCDはギタリスト今堀恒雄さんプロデュースで、全ての曲で今堀さんが作曲。作詞の大部分と2曲目でテナー・サックスを吹いてるのが菊地成孔さんという、そっち方向の人は山本麻里安さんという人がどんな人であるのかを知らなくても、この2人の名前だけで飛びついてしまうCDなのです。

勿論、内容も期待を裏切らないもので、今堀さんのギタープレイも今堀節バリバリのバッキングとかあって、思わずニヤリとしてしまいます。タイトル曲がハウスじゃなかったのは残念でしたが、曲ももの凄くいいです。これは良い買い物をした。やっぱり中古商品は価値の分かってない店で買うのが一番ですね!



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